一般財団法人日本力行海外協会のホームページにアクセス頂き、心から御礼と歓迎の意を表します。当財団は2014年4月1日、内閣府認証を得て一般財団法人へと移行改し、国際交流事業や外国人支援事業をおこなっております。今年は移行設立3年目を迎え、西アフリカ、とりわけトーゴ共和国在日大使館などとの交流を通じ、新たな社会支援事業への展開も始めました。
さて、私共の財団は当時の財団法人日本力行会を母体として、1897年の設立当時に外務省所管の一般財団法人として設立されました。設立当初、戦後の海外移住の一端を担うことになり、力行会の「南米開拓講習所」の事業に協働し、主に南米に1200名に及ぶ青年たちを移住させ、今ではその第二世代日系人が、政治や社会経済のあらゆる分野で活躍していることは周知の事実であります。戦後の海外移住は我が国の経済発展とともに減少してゆき、移住邦人の強い希望で、若い世代に日本留学を通じて高等教育を受けさせたいという願いに応じ、「力行国際学園JMA日本語学校」を開設し、アジアからの青年たちを含め約500名を日本語と基礎学科を習得させ、その卒業生は世界各地で国際的な活動をしております。
時代は移り変わり、確かな実績を残した日本語学校は10年で閉鎖の止むなきに至りましたが、その後、国際交流や外国人支援を中心に財団事業を推進し、公益財団法人から一般財団法人に改称した現在も各支援事業を行っております。
このホームページを通じて、更に当財団へのご理解と活動への賛助ご参加を衷心よりお願い申し上げます。
一般財団法人日本力行海外協会
理事長 久保田(くぼた) 怜男( れい)